鞆の浦の埋め立て架橋問題
スタジオパーク 「鞆の浦の“世界遺産”訴訟」
2007年04月24日(火)放送のNHKスタジオパークという番組で、鞆の浦の埋め立て架橋問題が取り上げられました。NHKのブログに放送内容が残されています。解説はNHK解説委員の毛利和雄さんがされています。彼は2008年春に鞆で行われた「日本ジャーナリスト会議の瀬戸内交流会」にも出席されて、鞆の浦の現状そして世界遺産への登録問題、それに対する福山市の行政サイドの問題点などについて、考察されています。
鞆の浦の町並み守りたい 宮崎駿監督らが基金
鞆の浦を題材としたアニメ映画を撮られた宮崎駿監督、鞆の浦から船で約50分の地にある尾道三部作を撮られた大林宣彦監督、作家のC・W・ニコルさんらの著名人が呼びかけとなり、鞆の浦の景観と貴重な歴史財産保護の為に基金を設立されました。また、この会では鞆の浦の景観保護の為、埋め立て架橋計画にも反対されています。
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広島県福山市鞆町が25年悩んでいる話です。鞆の浦で有名な鞆町は生活道路が幅の狭い道であるにも関わらず往来が激しく渋滞して
かつ危険になっています。そのため湾の一部を埋め立て、橋を架ける計画があります。一方、鞆町は美しい景観から世界遺産に近い町と呼ばれ、ユネスコの諮問機関で世界遺産の調査を担当するイコモスが埋め立て架橋計画の中止を求める決議を採択しており、鞆町以外からも架橋を反対する声があがっています。最終的には地元が判断する事ですが、後半の動画で勝谷誠彦がコメントしている通り、個人的には景観を残した方がいいと思う。
五十嵐敬喜教授は2006年から世界遺産フォーラムを各地で開催する運動を展開している。第一回は高野山、第二回は広島の鞆の浦だった。このインタビューの中で五十嵐氏はイ
コモスも認める鞆の浦の遺産を守るキーは「道路特定財源」であると明言した。道路特定財源がある限り、住民の意思は地方自治レベルでも実現されそうにない。道路特定財源を廃止し、晴れて鞆の浦を世界遺産にする運動を応援したい。全国で住民と地方の首長・議員との間で考え方のねじれが発生する根源には、連綿
と続けられてきた公共事業があることは確かなようだ。
景勝地・鞆の浦には狭い路地を通る県道のバイパスとして架橋計画があります。景観破壊につながると反対意見もありますが、実際にその狭い道を走ってみました。尾道・松永方面から通過する平地区のバイパス道路から始まり、道路幅が極端に狭い鞆中心地を抜け、最後は福山市営駐車場までの映像です。
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鞆町内埋め立て架橋推進派による公開質問状とイコモスからの回答 ←クリック 大和民族共有の財産である鞆の浦の歴史的景観を破壊し、何が何でも自分たちの目先の利益と利便性を追求するエゴイズム団体からの公開質問状と、それに対する日本イコモス国内委員会・前野まさる委員長からの回答を別ページに掲載します。 文面はかなり読みづらい状態となっております。が、鞆の浦の一部のエゴイズム住民と、全人類的視点に立つ日本イコモスとの立場の違いが鮮明に理解できると思います。この問題に興味のある方は、ぜひ御一読してみて下さい。上をクリック↑ なお、日本イコモスでは鞆の浦の問題を特別に重視され、国内委員会・第6小委員会で上記問題を特別に取り扱って下さっています。それに対し、一部の地元住民たちのあまりにも文化的知的民度の低さには嘆かずにはいられません。ほんとうに情けない限りです。 日本イコモス 第6小委員会(文化遺産と都市開発の課題検討)→(鞆の浦の問題に関する研究) 主査:益田兼房、委員全6名で、2005年5月発足。 日本でも文化遺産と都市開発における様々な課題、とくに交通問題、景観問題が各地で顕在化している。そこで、これらの課題とその解決方法を検討するため、文化財、都市計画、交通計画などの専門家で構成する小委員会が設置された。2005年9月、「港湾都市『鞆の浦』の歴史を活かしたまちづくり緊急提言」。 2007年3月より、当該小委員会でこれまで扱ってきた課題のなかから、福山市の鞆の浦埋立て架橋問題に特化して活動することとなった。 |
| 鞆の浦は広島県福山市の一地方ですが、その行政首長である羽田皓(あきら)福山市長は、「鞆の浦は世界遺産になる要件を満たしていない」と、福山市議会で答弁しています。鞆の浦の一部の地元住民といい、福山市長といい、どこまで文化的知的レベルの低い人間なんでしょうか! 本当に情けない限りです。以下に羽田市長がいかに文化的知的レベルの低い首長なのか、を示す新聞記事を転載します。 |
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鞆「登録要件満たさず」 '08/6/20 中国新聞の記事より↓
福山市の羽田皓市長は19日、同市鞆町の歴史的街並みの世界遺産化について「登録要件を満たしていないと考えている」などと述べ、国の暫定リスト登載には消極的な姿勢を示した。市議会定例会で答えた。さらに市教委の高垣宗滋社会教育部長は「(世界遺産化には登録対象の)大半が重要文化財に指定もしくは重要伝統的建造物群(重伝建)保存地区に選定されている必要がある」とした上で、鞆については「そうなっていない」などと理由を述べた。
鞆の世界遺産裁判 2008年06月19日付け
福山市議・落合真弓氏のブログより↓ それにしても、本日の本会議での私の個人質疑の中の「鞆を世界遺産にするために文化庁になぜ申請しないのか?世界遺産を審査するイコモスが3回も鞆の埋立架橋事業中止の勧告、意見を出しているんですよ。これって、世界遺産に最も近いということでしょう。出さないのは埋立架橋事業をしたいからですね」の答えがふるっていました。 市長いわく「鞆は世界遺産になる用件がないため」 私「その要件とはどんな要件ですか?」 文化部長いわく「重要文化財が少ないからです」 私「少ないのは教育委員会の努力不足でしょ」 もし、鞆が世界遺産にならないとしたら、日本中で33くらい今、申請が出ているのですが、その多くは、世界遺産どころか申請も通りませんよとイコモスの先生が今日話してくれました。おかしいと思う人が多いと思いますが、これが現実です。世界遺産登録に申請なんてするわけ無い!何がなんでも埋立架橋をするということです。 |
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| 現況編(動画配信↑クリック) | 計画編(動画配信↑クリック) |
福山市制作による鞆港埋め立て推進派の為のマヌーバー・プロパガンダ(謀略宣伝)動画。鞆の浦・景観破壊の元凶である、鞆の浦出身で現福山市長・羽田皓氏が強引に進める鞆港埋め立て架橋計画の宣伝動画!港を埋め立て道路を通し、残りの土地に観光客向けの駐車場を建設整備するというものをプロパガンダしています。
AJIKITA ON THE ROAD
「残したい、日本の古い港町の風景〜広島・鞆の浦〜」

動画配信↑クリック
FM局で放送された内容に動画がオンデマンド配信されています。内容は九州大学の教授でイコモス理事・河野俊行先生がいかに鞆の浦が歴史遺産として貴重なのか、その事について述べられています。番組の後半ではアニメ映画の宮崎駿監督が鞆の浦滞在時に宿泊していた邸宅の映像とともに、彼の日常生活の様子なども語られています。