鞆の飲食店&お買い物店
21世紀となり、めっきり観光地化した鞆の浦の飲食店やお買い物店を紹介します。大林宜彦監督が撮られた映画「野ゆき山ゆき海べゆき」上映の1986年頃の単純に汚い鞆の町からは考えられない程、本当におしゃれな町に変わりました。嬉しい限りです。
あずみ野in鞆の浦 田渕屋 潮待ち茶屋 友光軒 鞆の浦@Cafe 深津屋
セレーノ おてび 海彦 とうろどう 櫻や 鞆町カフェー/454 鯛亭
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| あずみ野パフェ | ステンドグラスから見える「大正ロマン通り」 | 店舗二階は大正ロマン風のレトロな空間 |
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| 建物自体の外観そんなに古いものではなさそう |
ソフトクリーム・ジェラードのお店「あずみ野IN鞆の浦」。店の前の通りは、あの宮崎駿氏が名付けたという「大正ロマン通り」で、店舗の2階もその雰囲気をイメージし、まるで大正時代にタイムスリップしたかのようなレトロな空間が広がっている。温もりに包まれ、落ち着ける店内は、商談や会議などで使用するも良し、友達や恋人同士でゆったりとした時間を過ごすのにもい居心地抜群と、誰でも気軽に立ち寄れる憩いの場として利用できるよ!!
窓から見えるお向かいの坂本龍馬ゆかりの「旧魚屋萬蔵宅」を前述の宮崎駿がプロデュースして旅館に改装した「お舟宿いろは」を眺めつつ、情緒あふれるひとときを過ごそう。
優しさ甘さの癒されスイーツ。ジェラード片手に、鞆の街を散策しよう!
長野県信州安曇野から仕入れている。香料・添加物不使用のお店自慢の手作りジェラードは濃厚ながらもさっぱりとした味わい。リンゴ・カフェオレ・抹茶味等お馴染みのものから、この時期には栗・よもぎ・とうもろこし・かぼちゃといった変わり種の季節限定ものまで種類豊富に揃っている。中でも、一番人気は鞆の名産”十六味地黄保命酒”をブレンドした保命酒味のもので、健康にも良く多くの人に親しまれている。持ち帰り可能で、さらに配送もしてくれるので、お土産にも最適!おまかせサンドやフレンチトースト等のホットメニューもオススメだよ!
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| 田渕屋のお母さん | 暖かい雰囲気の店内 | 絶品のハヤシライス(友光軒より伝授) |
油問屋を再生利用したという田渕屋。脇の路地では映画「男たちの大和/YAMATO」で、森脇(反町隆史)の部下、常田が最後の上陸で母と別れるシーンが撮影されたが、実はこの店の2階が森脇の下宿という設定だったとか。店ではみやげ物も販売するが、手作りのデミグラスソースを使ったハヤシライス(1,000円)がすこぶる美味。また、季節のお茶やおはぎセットなど優しいお母さんの手作りのものも食べられます。メニューは前述のハヤシライスが主の軽食喫茶店という感じです。このハヤシライス目当てのお客さんで休日のお昼時は満席になっていることもしばしば。ハヤシライスを頼むと保命酒と手作りのスモークチーズをサービスで出してくれます。スモークチーズ単品は200円。
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| 田渕屋二階にて「男たちの大和」ロケ中 | ロケにも使用された田渕屋の二階(常田が母と別れのぼたもちを食べるシーンが撮影) |
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| 2004年、スタジオジブリの社員旅行で鞆の浦の地に来た時に、 田渕屋の二階にジブリ社員が宿泊(宮崎駿は別場所に宿泊) |
朝日新聞に鞆の浦の町おこしと田渕屋の紹介記事が出ています。 朝日新聞の記事
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| 表棟は明治に改築。右は鯛茶漬け。鯛の切り身を乗せたご飯にだしのきいたお茶がかかっている絶品。1人前1,000円。 |
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![]() 右がシェフの衣笠さん 左はタレントの夏目ナナ |
| 古美術品と客席 | シェフの衣笠さん |
船の櫓(ろ、“櫓とは船を漕ぐカイの事”)の製造元だった商家を利用した食事処。表棟は明治に改築したもので、中庭より奥の離れは江戸末期の建造だとか。中は奥に広く、比較的こぢんまりとしたお店が多い鞆においては大規模な店。
料理は少し味が濃いめだが、とてもおいしい。「地魚定食」で洋風な創作的魚料理が出たのには驚きだが、これもおいしく、新鮮な魚を使っているだけで無く、料理の腕のよさも感じる。
趣きのある店内には櫓などの船道具や古美術品らしい焼き物や、歴史的な資料などが飾られている。料理は鞆の浦名物の鯛はもちろん、港町ならではの新鮮な海の幸を使ったメニューが充実。
おすすめランチにはピザがつく。ピザの生地も含めすべて手作りなのだそうだが、薄い生地がパリパリッとしていて、美味しい。正直言って、鞆の浦でこんなに本格的なピザをいただけるとは!
地元出身のご主人はホテルなどで洋食のシェフとして経験を積んだ後、数年前に「潮待ち茶屋」を以前のオーナーから引き継いだそう。それまでの和食中心のメニューから、徐々にお得意の洋食メニューを増やしてきたそうで、今後もメニューは変わっていく予定とのこと。
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| 昔の櫓屋跡をお店に改装 |
ちょっとニヒルでハンサムなコックさんの腕は本物。ホテルの厨房で鍛えた味をお試しアレ。食事って味も大切だけど、いただく雰囲気もまた重要。歴史情緒あふれる町の風情あふれる商家のたたずまいの中でいただく本格料理、オススメです!
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| 現在の友光軒 | 昭和初期のたたずまい | 大正当時のたたずまい |
元々床屋だった建物がハヤシライスの店を経て今は喫茶店。フラワーキャンドルとコーヒーのお店に生まれ変わって数年余り。店内は年代物のタイル鏡、照明がそのまま生かされ、ステンドグラスを通した光が届く。また、フラワーキャンドルは女主人の手作り。キャンドルの炎というのはF1のゆらぎといって元来、自然界にしかない波長を
もっていて灯しているとリラックスの効果があるのだそう。
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| 大きな鏡が床屋の面影を伝える | 鞆のひな祭りに協賛してキャンドルのお雛さま | メニューはコーヒーと軽食 |
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| 銭湯跡の駐車場 |
この店は1986年公開の映画「野ゆき山ゆき海べゆき」(監督:大林宣彦 DVD)や、2007年公開の映画「白椿」(監督:秋原正俊
DVD)の撮影場所にもなっています。映画やドラマの撮影に最高のロケーション。
駐車場の写真は1983年まで鞆の住民に利用されていた銭湯跡です。同じ建物で友光軒の隣にあります。サイト製作者である私は子供の頃、ここの散髪屋で散髪をし、隣の銭湯で風呂に入っていました。古き良き昭和の思い出です。
今でも、“友光軒=ハヤシライス”、と思ってこの店に来る観光客がいらっしゃるそうです。
最後に、隣の銭湯跡の駐車場が実にもったいないですね。この空間を生かして何らかの活用が出来ないものですかね。何かいいアイデアがあればこの建物は、もっとすごい観光スポットに化けると思うんですけどね。いい知恵があれば、ここの女主人に教えてあげて下さい。
読売新聞に鞆の浦の古民家再生と友光軒の紹介記事が出ています。 読売新聞の記事
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| 鞆の浦の情報発信地となっているお店、鞆の浦@カフェ | 常夜灯の右が、@カフェ、その右が坂本龍馬展示館 | 料理を作るのは店長で平井堅似のイケメンマスター |
東京のデザイナーを中心とした有限責任事業組合(LLP)・デザインボードの第一号事業として、この店を運営。このお店の特徴は飲食だけではなくて、店を拠点として地場のアーティストの卵たちとタイアップし、年中何らかのイベントを開催している。
LLP・デザインボードの理念…「情報発信のフォーマットであり、彼らが行なう事業と、ここに携わる様々な企業やブランドがゆるやかに連携しながらそれぞれの事業を発展させるインキュベーション装置を目指している」、との事。
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| 抹茶とチョコのパフェ | パスタ |
店の外観は、150年前の民家を改装した古くて新しいカフェで、もともと引き戸だった扉を天井から吊り下げていい雰囲気を出している。海から吹く風もここちよい。平井堅そっくりのイケメンマスターがエスニックないでたちで迎えてくれる。
朝日新聞に載った お店の紹介記事
と イケメン店長の紹介記事
鞆の浦@カフェ誕生秘話…2005年のグッドデザイン賞審査の為にLLP・デザインボードのメンバーの一人が審査員として鞆の浦に査定に来ました。その時、鞆の浦の魅力に惹かれた彼の提案によって、この地にお店をオープンする事となりました。なお、鞆の浦@カフェの設計担当は、その時のグッドデザイン賞・中小企業庁長官特別賞に輝いた「UID一級建築士事務所」前田圭介さんです。鞆の浦は感性が豊かで鋭い人たちにとっては魅力的な地なんですね、あらためてそう思います。
2005年のグッドデザイン賞に関する、朝日新聞の記事
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| 店の前の通りは映画「男たちの大和」のワンシーンにも | カウンターの美人女将 | ぜんざい(冬期のみ) |
旧家を改装した店内はタイムスリップしたかのような落ち着きを醸し出し、本格的に淹れられるコーヒーやこだわりの抹茶を使う宇治金時ミルク(夏期のみ)などが和の空間で楽しめる。美人との評価もある若い女将さんが一人で切盛りしているので、団体は無理かも。一人で、もしくはデートで利用するのが良い使い方。店の前にある小路先端の角の店は澤村船具店。ここのおかみさんは澤村船具店の娘さんとの事。
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| 手作りの民芸品、焼き物などが陳列 | 明治20年頃の木製自転車 |
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店内には鞆の浦のみやげ物や手作りの民芸品、焼き物などが陳列してあり旅人の目をひきつけます。ガラス戸棚には「深津屋収集品」として皿や壷など古い陶磁器が展示されています。ちょっとした民芸資料館です。
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| 元にあった民家を壊し、洒落たテラス付き茶房を数年前に建 築!(眼前の柵沿いに1,2分歩けば平賀源内生祠に着く) |
医王寺へ登る石畳の坂の途中を左に曲がる。初めて来る人にはか なりわかりずらいかも。(あと1分弱、坂をまっすぐ登れば医王寺) |
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| メニューは飲み物と軽食がメイン。 背景には宮崎駿の滞在した邸宅や走島が見える! |
鞆の浦を見下ろせるビュースポットでもある医王寺へ向かう途中、まるで道案内をするかのように、瓦で作った手作りの看板が点々と置いてあり、導かれるように足を進めると、茶房セレーノにたどり着く。
一見、ウッドデッキがあるオシャレな民家、でもここは喫茶店なのだ。店内はギャラリーにもなっていて、地元ゆかりの作家さんやアーティストの作品が展示されていたり、一度は途絶えた“鞆の津焼き”をはじめとするお土産品も充実。旅の思い出に買っていかれる方が多いそう。
深煎りの豆を使ったコクのある本格コーヒーをはじめ、飲み物も充実。ワッフルなども、もちろん美味しいのだが、何よりのごちそうは、ウッドデッキから見る鞆の浦の景色。眼下に広がる大パノラマに思わず「うわ〜!」と歓声をあげてしまうほど。
港に向かって不規則にのびる甍(いらか)の屋根、瀬戸内ののおだやかな海に浮かぶ仙酔島、沖を渡る船、石造りの常夜灯をはじめ風情ある港の景色。町中を歩き回っているときとは、また違う景観が楽しめる。空気が澄んでいる季節には、四国まで見えるという。
おだやかな鞆の浦の景色を眺めながら、香り高いコーヒーをいただいていると、時間のたつのを忘れてしまう。長居してしまうお客さんが多いというのも納得。なにもしない贅沢な時間がここにもあった。
※一泊朝食付きのゲストステージ江の浦も併設。( 宿泊料金等詳細は、茶房セレーノまでお問い合わせを!)
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| 鞆に古くからある民家の特徴で間口が狭く奥に細長い | 見た目はごく普通の大衆食堂 |
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| 壁には芸能人の写真やサインがいっぱい |
このお店に関してはかなり渋めな評価で解説します。このお店を訪ねようと考慮(←おいおい、役所の木っ端役人みたいな言葉じゃのー)される観光客の方は、鞆の浦を骨の髄まで知りたい方、あるいは、鞆の浦で生活されている人達の人情をもおかずにして食したい方、そのような人達にお奨めのお店です。
つまり、ミーハーな観光客は来てもきついかも! 本当に鞆の浦が好きで、鞆の良さも悪さ(京都と同じで、歴史のある古い町独特の“オキテ”みたいな面倒臭い所もあり)もすべて知りたいと願っておられる、いぶし銀の観光客が来てくれる店、そのようなお店かな。
観光地化が進む鞆の浦、観光客相手に鞆の浦にお店を構える何割かの人は、実はよそ者なんです。ここでいうよそ者とは、仮に福山市民であっても鞆の浦で生まれ育った人間でないものは“ヨソもん”になります。マスコミに登場する鞆の浦のお店の中で、このお店は鞆で生まれ育ったおばあさんが女将として切り盛りをしている数少ないお店です。
以下は、女将さんが若い衆に語った鞆の浦の現状です。
「江戸時代からつづく町“鞆の浦”。でも、江戸時代の町そのままって事は道もそのままの狭さなんよ。今は雛祭りのシーズン(女将さんが語った時は三月)で人もぼちぼち多くて稼ぎ時。地元の人同士ならいつものことだからすれ違えるこの前の道も、観光客には難しい。今年は2回も看板壊され屋根も電線も剥ぎ取られた・・・。賠償しろとは言わんけど、謝罪くらいはしてくれなきゃおかしいんじゃないかな・・・。みんな当て逃げなんです。私らは家くらいですんでいいけど・・・、子供たちの通学は見てられんですね・・・」
「みんな本当は鞆が好きなんですよ。それが証拠に引っ越すといってもここから車で15分くらいのところに引っ越す人が多いのよ。本当にいい町なのここは。・・・『自分は年寄りじゃけん、わしが生きとるうちに変わるわけじゃないし、そんな問題どうでもえぇ』、っていう人は実は少なくはない。・・・そんな大層な事は出来んのよ。でも、こうやって若い人にこんなこと話す事は大きな事でしょう」
女将さんの語った内容とは…鞆の浦の過疎化の問題と、『』内は鞆の住民同士、反対派と賛成派が鋭く対立している鞆港の埋め立て架橋計画について。
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| 店主が内部の木を塗装したとの事 | せいろに入って運ばれて来た、じゃこ飯1人前 |
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| ウーロン茶の入った茶釜、何杯でもお代わりが出来ます | お店を案内する道端の猫石オブジェ |
女将さんがひとりで切り盛りをしている為、注文してから食事が到着するまで少し時間がかかります。その為、待ち時間をイライラさせないよう、お客様に自分自身で茶釜からウーロン茶をいれてもらったり、サービスで魚(サヨリ)の干物をあぶって食べてもらったりの心遣いがあります。
また、ここにしか無いという鯛のうろこで出来ている縁起物、開運物のかわいいおみやげ物の数々はまさしく鞆!
メニューとしては基本的に、じゃこ飯のみ。夏期限定でそうめん定食あり。
非常に気さくな人柄で親切なおかみさん。お客さんの中には二階まで見学させて頂いた方もいらっしゃるとか。鞆の浦の古民家を愛している姿勢がよく伝わってきます。
朝日新聞に鞆の浦の町おこしと海彦の紹介記事が出ています。 朝日新聞の記事
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| 入り口に鞆の浦ゆかりの文学資料館、の立て札 | ねじめ正一など有名人のサイン色紙 | 壁には文学関連資料の数々 |
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| マスター自慢の飲み物 | カウンター越しに見える鞆の海 |
鞆の浦のシンボルである常夜灯「とうろどう(燈籠塔)」そばにある古民家を改装したお店。自家焙煎・ネルドリップの薫り高いコーヒーを美しい景色と共に楽しむ。文学資料館を名乗るだけあって、マスターが集めた貴重な書籍や資料、そして趣味の骨董品が所狭しと並べられている。マスターと奥様との会話も楽しい。
2004年から数カ月かけ、20年間空き家であった古民家を改修。マスター自身が屋根から自分で手直しして、一から手作りとの事。店内は喫茶コーナーのほか、鞆の町ゆかりの文学者達の資料展示コーナー、そして鞆の地で撮影された映画、CMなどで使用されたお宝の展示コーナーがある。コレクターなら垂涎のお宝の数々。表を飾る看板は、直木賞作家の出久根達郎氏からプレゼントされたものだという。人当たりのよい店主の人脈の広さが伺い知れる
2007年1月5日放送のフジテレビスペシャルドラマ・金田一耕介シリーズ、悪魔が来りて笛を吹く(主演、稲垣吾朗)の撮影時に、この店でスタッフが着替えなどをしていたとの事。その時のドラマ出演者を含め、稲垣吾郎、国仲涼子、榎木孝明、香里奈、オダギリジョー、バナナマンなど、数多くの芸能人が訪れスローなひと時を過ごしている。また、宮崎駿監督も鞆の浦滞在時に、このお店で心温まるひと時を過ごされています。
読売新聞に鞆の浦の古民家再生ととうろどうの紹介記事が出ています。 読売新聞の記事
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| 看板には「この家は江戸時代中期の建物です。どうぞご自由にお入り下さい(櫻や)」 | 心なごむ和の空間 | 櫻めんセット、おにぎり付き |
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| ケーキセット、京焼きの器にて |
この建物は江戸時代に建てられたもの。玄関には独特の飾り彫りがあったり、地下室があったりというおもしろいつくりをしています。店内はどこか懐かしく、寛ぎの空間スペースとなっている。オーナーの方は画家さんなので、ギャラリー展などを開いて、ギャラリー喫茶として少しずつお店をととのえておられます。料理では名物の麺に桜の入った櫻めんや、ロールキャベツライス、シフォンケーキなど、どれも手作り。また、寛ぎの空間には郷土玩具なども展示している。
立地場所は、歴史民族資料館前の有料駐車場から出ると、出入口前の道から路地が分かれており、『櫻や』の立て札があるので、路地の奥に入っていくと最初の分岐の処にお店があります。現在のところ土、日、祭日のみの営業となっています。
おすすめは夏季限定のハモコースで、土曜の夜のみの予約制となっていますが、いろいろなハモ料理がレトロな雰囲気の中、楽しめるので人気を呼んでいます。秋以降は、また別の季節メニューを考案中となっています。
◎ハモコース 4,000円 (夏期のみ、土曜日夜のみ 〜9月) 要予約、“”がハモ使用。内容…食前酒、“湯引き”、“照焼き”、“天ぷら”、“しゃぶしゃぶ”、小鉢、ご飯、“お吸物”、デザート。
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| 古い看板には今も「倉田医院」と表示 | 薄焼きピザ、マルゲリータ | シックなテーブル、店内 |
福山市鞆町鞆454番地で開業していた旧倉田医院がカフェに変身。名前の由来はあえて書く必要ないでしょう(笑)。バジルとトマトとチーズの素材本来の味を活かしたシンプルな薄焼きピザ、マルゲリータはこの店の人気メニュー。「鞆で一番フレンドリーなカフェにしたい」という思いが込められたこのカフェで料理を楽しみながらカウンターごしにオーナーとの会話も楽しんでみて!また、1週間以上独自の調合液に漬け込みオーナー自らスモークしたベーコンを使った「自家製ベーコンの炙り焼き」はおすすめの逸品。ジューシーな旨味が口の中に広がるよ。
3歳から父親の地元である鞆の浦で過ごしたオーナーシェフの倉田さんが実家の病院を改装してオープン。大阪の料理学校を卒業後、イタリアンレストランで6年間腕を奮い、その後イタリアにも渡った倉田さん。鞆に店を構えたのは「ゆっくり仕事ができるかなと思っただけ」と笑って話す。好評の薄焼きピザはお皿を持参してまで持ち帰りを希望する人がいたことからテイクアウトも開始した。肩肘張らないゆるやかな空気感を持つこの店は、鞆のおじいちゃんやおばあちゃんの注目。町と人に愛されるカフェは訪れる人をそっと迎えてくれる。
余談…サイト製作者である私がまだ生まれる前の話、私の母がある病気を患った時の笑い話です。
当時、名医と評判の山陰のある先生のもとへ母が診察に訪れました。先生は母が鞆の浦から来たと聞き、「鞆にある倉田医院の倉田先生はご存じですか?」と、尋ねたそうです。母が「はい、知っています」と答えると、「僕は倉田先生から医学を学んだ者です」と答え、「倉田先生に紹介状を書くから、次からは倉田医院で診察を受けて下さい」と、言われたそうです。
母は高い電車代を払って、わざわざ山陰まで出かけていって、地元鞆の浦の倉田先生を紹介されたわけです。まったくこんな笑い話があるでしょうか。カフェとは何の関係もありませんが、旧倉田医院にまつわる昭和30年代後半の出来事でした、ちゃんちゃん(笑)。
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| 休日には順番待ちも | 鯛めしデラックス1人前1,575円 | 職人気質な板前さんがカウンターで切り盛り |
店内はカウンターとテーブルが二席、二階にお座敷あり。鞆の浦とくれば鯛、名物の「鯛めし」は大きなおひつに入って出てきて各自お茶碗によそいます。一人前はお茶碗二杯分ぐらい。単品だと一人前840円ですが、鯛めしデラックスなら1人前1,575円。デラックスにはあら汁や刺し身、そして煮付けも、まるで海鮮料理。また、穴子好きには穴子丼(1,050円)もお奨め。
今まで案内してきたお店はすべて平成以降に開業したお店。で、その大半が21世紀に開業の新しいお店です。鯛亭は昭和に開業した鞆の浦でも老舗にあたる数少ない古いお店。鞆シーサイドホテルのすぐ脇にある関係で、店構えがあまり目立たないお店ですが、この店の鯛料理を目当てに、わざわざ遠くから来られる観光客も多数います。
2008年春に在阪テレビ局の情報番組で演歌歌手の天童よしみがこのお店に来られました。後日、このお店で食べた鯛料理の話を「タモリの笑っていいとも」で話されていました。お店の壁には天童よしみのサイン色紙が飾られています。