鞆の秋祭り
ちょうさい 地元の氏子達は鞆の浦の秋祭りを“ちょうさい”と呼ぶ。 期日、旧歴の8月11日〜13日
鞆の浦の旧鞆町構成7町が輪番で当番を務める(江の浦町&元町→西町→道越町→関町→石井町→鍛治町&祇園町→原町)
鞆の浦の渡守(わたす)神社の例祭は、旧暦8月11日から3日間行われます。渡守神社は、渡守大明神とも言い、祭神は大綿津見命です。綿津見は、万葉集によると、海や海神を意味する枕詞で、「海路平安」を祈願する海神として、船人の信仰を集めました。例祭の時、引き廻される山車をチョウサイと言います。装飾布団を3枚重ねて台上に太鼓を置くので、布団太鼓とも言われます。姿は神輿に似ていて、神輿太鼓とも呼ばれます。瀬戸内海沿岸では、チョウサイとかチョウサとか太鼓台と言われ、北九州一帯にも分布しています。
例祭の1日目は、渡守神社から当番町への神輿渡御です。2日目は当番町での御旅所祭があり、3日目は当番町から神社への還御祭です。旧鞆町7町が輪番で当番を務めます。当番町の各家では、提灯ぐいを立てて、提灯に番傘を付けます。そして幔幕を張り、軒先に松飾りを施し、絵行灯(あんどん)で飾り付けをして祭りを迎えます。
1日目の夜、“明かし物”といって、大書した行灯や絵を描いた大行灯を“馬の台”(台車)に乗せ、太鼓と鉦のリズムで神輿渡御を先導します。2日目は各家で屏風などを飾り、趣味の会では生花や工芸品を展示します。また、“造り物”といって、明かし物の大行灯に描いた人物や動物の実物大の人形を作って飾ります。御旅所祭は夜更けまで賑わいます。3日目の還御祭では“造り物”を馬の台に乗せて曳き、還御を見送ります。還御祭が終ると、チョウサイが出て、祭は最高潮に達します。太鼓をたたく子どもは、錦紗の着物に烏帽子をかぶり、縮緬の赤・青・黄の3色のたすきを背に化粧したものでした。
この3日間、尾道屋ばやしやアイヤ節や俄踊りも出て、賑わう祭です。鞆の浦歴史民俗資料館発行「鞆の浦の自然と歴史」より。
| 2006年当番町、江の浦・元町(祭り初日) | |
| 2007年当番町、西町その1(祭り初日) | 2007年当番町、西町その2(祭り初日) |
2007年は西町が当番町、ポスター・西町イベント案内・太田家イベント案内
祭り初日の町中には、こんな明かし物が引き回されます。
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| 坂本龍馬の明かし物(2007年・西町) | 坂本龍馬の明かし物、制作中 |
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| 町上げて準備中(2007年・西町) |
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| ヤマトタケルの尊の明かし物 | 当然、山車も |
祭り二日目の町中には、こんな造り物が出展されます。
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| 街中の展示場(2007年・西町)、となりのトトロ出展 | トトロの造り物(2007年・西町) |
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| これもトトロの造り物(200x年・-町) |
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| 街中の展示場(2006年・元町)、となりのトトロ出展 | トトロをバックに夜店 | 夜店、最近は人手がかなりあるみたいですね |
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| 街中の展示場(2006年・江の浦町)、機関車トーマス | 街中の展示場(2006年・元町)、カッパ | 街中の展示場(2006年・元町)、プロレス |
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| 街中の展示場(2006年・江の浦町)、松坂大輔 | 街中の風景(2006年・元町) | 街中の展示場(2006年・江の浦町)、歌舞伎 |
祭り三日目の町中には、子供から大人まで踊り歩きます。
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| 名家前にて(2007年・西町) | おてび前にて(2007年・西町) |
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| 山車も出ます(2006年、江の浦・元町) |
ちなみに鞆鉄のボンネットバスのニックネームは、となりのトトロに出てくる“猫バス”らしい。
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| 鞆鉄のレトロバス、通称“猫バス” | 車内はひな祭りの期間のもの、華やか |
現役バスとしては日本最古のバスらしい。1958年製造、という事は半世紀前のおじいさんバスなので暖房と冷房は当然無し。よって、春と秋の土・日・祝日のみ一日四往復運行。いっその事、宮崎駿つながりでバスの外観を猫にしたら、どうよ。
上の動画は「となりのトトロ」の主題歌です。“猫バス” も登場します。