鞆ひな祭り
毎年、二月の梅の見ごろから三月にかけて鞆の浦では町をあげて、ひな祭りが行われます。
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| お寺さんには梅や桜がよく似合います | ||
この時期の土日にもなると人や車で街中はごったがえします。ただでさえ狭い道がよそ者の車で溢れかえって、「もー通らりゃーせん」と、地元の人たちは散々愚痴をこぼしています。
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| 観光客でにぎわう七卿落ち跡 | 鞆城跡展示の紙製雛人形 |
鞆の浦屈指の名家である太田家展示のひな人形には度肝を抜かれます。種類の多さ、歴史の深さ、共に他家を圧倒しています。ここは1863年惹起の「8月18日の政変」により、京都から追放された三条実美をはじめとする長州方七人の公卿達が、長州に落ちる際に立ち寄った家でもあります。その時に「世にならす鞆の湊の竹の葉(保命酒を指す)をかくて嘗むるもめずらしの世や(実美)」を歌い、当時この家で製造されていた鞆の浦名産の保命酒をたたえる歌を残しています。
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| 太田家、鞆七卿落遺跡 | 緒方亮平展ポスター(2007年開催) |
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| 緒方亮平作品(2007年展示) |
太田家展示のひな人形の中から数作品を載せてみたいと思います。
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| イノシシお雛様 | 三原やっさ祭り、雛踊り |
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| 江戸後期、福島藩の雛飾り |
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| 舌切り雀雛 | 小野小町雛 |
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| 大木平蔵親王飾り(昭和初期)、5代目の作品と思われる |
通称“丸平”と呼ばれる「大木人形店」は、1719年以来三百年ちかくにわたり名人芸ともいわれる手作りの技で、人形を仕立てる京都の老舗です。代々、大木平蔵を襲名し現当主は7代目。関西では大木平蔵の人形を持つことがステータスとされてきました。とくに明治から昭和にかけては名品が多く、3代目大木平蔵は明治22年のパリ万博で金賞を受賞。翌23年の国内博覧会でも総裁賞を受賞するなど名匠の誉れが高く、宮中でも愛され、谷崎潤一郎の「細雪」の中に登場するなど、その美しさはひな人形の逸品として称賛されています。
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| 大木平蔵段飾り(明治四十年代) | 大木平蔵段飾り、宮中 |
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| 花車 |
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| 毛利本陣、大将と従者 | 鞆の鯛網 |
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| 鞆の鯛網雛 | 水戸黄門雛 |
食事処おてび他に展示されていたひな人形。
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| 鞆の浦101カ所にて展示 |